こんにちは古紙幣旧札の買取査定ナビです。今回は昭和22年に発行されたハト10銭札(鳩拾銭紙幣)の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
この旧札では通常のもの以外にエラー札や見本紙幣が見つかっており買取価格が高くなっております。
ハト10銭札(鳩拾銭紙幣)の詳細
画像は戦後の昭和22年(1947年)9月5日に発行されたハト10銭札(鳩拾銭紙幣)です。表面には鳩、裏面には国会議事堂がデザインされており、詳細は下記の通りです。
鳩10銭札の詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
発行 | 昭和22年9月5日 |
廃止 | 昭和28年12月31日 |
図案 | 鳩・国会議事堂 |
大きさ | 52mm×100mm |
透かし | なし |
日本のカタログ価格
未使用 | 極美品 | 美品 |
---|---|---|
300円 | 200円 | 80円 |
紙幣の印刷所
印刷所 | 極美品(カタログ価格) |
---|---|
滝野川(12) | 200円 |
静岡(32) | 200円 |
板橋(13) | 200円 |
大阪(33) | 300円 |
小石川(15) | 300円 |
王子(16) | 300円 |
小田原(26) | 300円 |
鳩10銭紙幣の印刷所は昭和21年の日本銀行券A号と同様に紙幣番号の下2桁(画像の場合は13で板橋)で分類することができます。ハト10銭札の場合はどの印刷所で作成されたものでも価値に大きな違いはありません。
高額査定・高価買取が期待できるハト10銭札
通常のハト10銭紙幣は70年以上前に発行された旧札ですが、現存数が多いためピン札(完全未使用)だとしても業者による買取価格は1枚あたり100円以下が相場です。
一方、下記のような珍しいエラーや見本紙幣になるとプレミアムの価値がつくため数万円での買取も期待できます。
画像は福耳エラーのハト10銭札です。ハト10銭の福耳エラーは珍しく市場に出回ることは少なくなっています。
保管状態が未使用〜完全未使用ならば業者販売価格は3万円〜5万円程度となるため、数万円での買取(査定)は期待できるでしょう。
こちらの画像はハト10銭札の見本紙幣(Specimen)です。流通量は先ほどの福耳エラーと同様に珍しいため、滅多にお目にかかれません。
未使用〜完全未使用ならば業者販売価格は4.5万円〜7万円程度となるため、3万円を超える買取(査定)も期待できます。
ハト10銭札(鳩拾銭紙幣)の価値まとめ
いかがだったでしょうか?戦後に発行されたハト10銭札の詳細は上記のようになっております。
通常流通するものは完全未使用だとしても価値は乏しくなっておりますが、エラー札や見本紙幣については高額査定・高価買取が期待できます。今回の記事が古紙幣の売却や換金の参考になりましたら幸いです。