こんにちは古紙幣旧札の買取査定ナビです。今回は昭和21年3月5日に発行された日本銀行券A号彩紋(紋様)5円札の価値と買取価格について記載して行きたいと思います。

日本銀行券A号彩紋5円札の詳細

日本銀行券A号彩紋5円札

画像は昭和21年(1946年)に発行が開始され、昭和30年(1955年)に支払いが停止した日本銀行券A号彩紋5円札です。この紙幣は民間によってデザインされ、大日本印刷や凸版印刷などの民間企業でも印刷されました。

製造自体は昭和21年のみとなっており、その後は昭和23年になると穴ナシ5円黄銅貨が登場し、昭和24年になると楷書体5円黄銅貨が発行されました。

カタログ価格は下記の通りで、通常の普通品の価値は高くありませんが、見本紙幣(SPECIMEN)の価値は高くなっております。

紙幣のタイプ 美品 未使用
普通品 1.5USD 5USD
見本紙幣 未記載 500USD
美品 極美品 未使用
600円 1,000円 1,800円

印刷所による価値の違い

この年代の古紙幣は紙幣番号によって印刷所を判別すること出来、印刷所によって価値が異なります(詳細は日本銀行券A号の印刷所による価値の違いをご覧ください)。

彩紋(紋様)5円札ではカタログ上、下記のように分類されており、若干ですが価値が異なります。

工場名 番号  極美品の評価額
滝野川 12 2,000円
酒匂 22 2,500円
小石川 15 2,000円
小田原 26 1,000円
17 1,000円

日本銀行券A号彩紋5円札の買取価格

私が調べた彩紋(紋様)5円札の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)や買取相場は下記のようになっております。

古紙幣詳細 実勢価格 買取相場
見本 完全未使用 446USD 〜36,000円
SPECIMEN 未使用 53,000円 〜42,000円
普通品 22(酒匂) 未使用 2,200円 〜1,000円
普通品 12(滝野川) 未使用 1,900円 〜700円
普通品 17(芝) 未使用 1,000円 〜300円

見本紙幣は私が知る限り下記画像のような「’SPECIMEN’表記」と「’見本’表記」の2タイプが存在します。普通品はピン札(未使用完全未使用)で珍しい印刷所製造だとしても1000円程度が買取価格の上限となっております。

日本銀行券A号彩紋5円札の見本紙幣

買取価格が高いエラー札

彩紋5円札のエラーは印刷エラーが中心となっています。友人コレクターや業者にも聞いたのですが福耳エラー札についてはコレクションしている人がいないため、取引事例などはわかりませんでした。

印刷エラー

印刷ずれエラー札の価値

画像は裏面の彩紋が大幅にずれて印刷されたエラー札です。状態は極美品程度ですが、2013年に実勢価格6.2万円で取引されました。そのため、同様のエラーならば数万〜5万円前後での高価買取が期待できます。

 

印刷エラー

印刷エラー札の価値

画像は印刷時に、紙幣が折れてしまったため発生したエラー札です。状態は美品程度とあまりよくありませんが、2015年に実勢価格2.2万円で取引されております。

日本銀行券A号彩紋5円札まとめ

いかがだったでしょうか?彩紋5円紙幣の普通品についてはピン札だとしても価値はあまり高くありませんが、エラー札や見本紙幣になると価値が上がり、数万円での高価買取も期待できます。今回の記事が古紙幣の売却や換金の参考になりましたら幸いです。