こんにちは今回は日本の5円札の価値について記載していきたいと思います。最も古い5円札としては大日本帝国通用5円紙幣大日本帝国国立銀行の5円紙幣があります。その後、下記のような5円紙幣が発行されており、一般的に古ければ古いほど価値が高いです。なお、画像についてはレプリカや贋作(偽物)ではなく本物の画像を使っていますので真贋が気になる紙幣については画像を参考にして頂けると幸いです。

1886年 大黒天の旧5円札の価値

大黒天 五圓 古紙幣 大黒天 五圓 古紙幣

大黒天の旧5円札についてはこちらで市場価格や価値についての記載を行っています。大日本帝国通用5円紙幣大日本帝国国立銀行同様に希少性が高く価値が高いです。

1888年 改造五円券の価値

日本銀行兌換券

日本銀行兌換券

先ほどの大黒旧券は紙幣の強度を高めるためにコンニャク粉が混ぜられていました。そのため、虫やネズミに食害されることが多々あったために上記画像の「改造券(通称:分銅5円)」が発行されました。

市場価値などの詳細についてはこちらでも記載しており、状態の良いものは100万円近い金額で市場にて取引されています。準未使用や未使用など状態の良い改造五円券は高額買取となりますので価値が気になるものがありましたら査定してもらうと良いでしょう!

1899年 甲号券の価値

武内宿禰五圓紙幣

武内宿禰五圓紙幣

銀本位制から金本位制への移行に伴い、金兌換券として発行されました。中央武内5円とも呼ばれ希少性が高いです。表面には武内宿禰と宇倍神社、裏面には英語表記の兌換文言、寸法は縦85mm・横146mm、発行開始日は1899年(明治32年)4月1日となっております。通し番号は変体仮名とアラビア数字がありカタログ価格は下記のように異なります。

タイプ 美品 極美品
変体仮名 5万円 10万円
アラビア数字 8万円 17.5万円

1910年 乙号券の価値

菅原道真五圓紙幣

菅原道真五圓紙幣

透かしが大黒天であることから、透かし大黒5円とも呼ばれている紙幣です。表面には菅原道真、裏面には北野天満宮と英語表記の兌換文言、寸法は縦78mm・横136mm、発行開始日は1910年明治43年9月1日となっており、カタログ価格は下記の通りです。

並品 美品 極美品
2.5万円 5万円 10万円

市場価格と買取価格

透かし大黒5円の市場での取引価格は下記のようになっております。業者による買取価格は状態が良いもので取引価格の6割〜8割程度、状態が悪いものの場合4割〜8割程度だと思います。

業者の所在 状態 取引価格
神奈川県 未使用 33万円
京都府 極美品 8.5万円
東京都 極美品 8万円

1916年 丙号券の価値

武内宿禰五圓札

武内宿禰五圓札

大正武内5円、白ひげ5円とも呼ばれている5円紙幣です。表面は武内宿禰と宇倍神社、裏面は英語表記の兌換文言、寸法は縦73mm・横130mm、発行開始日は1916年(大正5年)12月15日となっており、カタログ価格や市場での取引価格は下記の通りです。

カタログ価格

並品 美品 極美品
0.5万円 1万円 2.5万円

市場での価値と買取価格

市場での価値(取引価格)は下記の通りとなっており、業者による買取の場合、取引価格の5割〜7割程度のでの買取となることが一般的です。

業者の所在 状態 取引価格
東京都 未使用 3.95万円
神奈川県 準未使用 1.9万円
東京都 極美品 1.3万円

1930年 丁号券の価値

兌換券5円 兌換券5円

1次5円とも呼ばれている菅原道真の5円紙幣です。表面は菅原道真と北野天満宮、裏面は彩紋、寸法は縦76mm・横132mm、発行開始日は1930年(昭和5年)3月1日となっており、カタログ価格は下記の通りです。

並品 美品 未使用
200円 1000円 6000円

上記の流通紙幣(流通貨幣)以外に、見本紙幣(見本貨幣)が2種類存在し見本紙幣のカタログ価格は高い方で40000円、安い方で7500円となっております。流通紙幣の場合、買取価格は状態が良いものでも5000円以下となることが一般的です。

1942年 い号券の価値

2次5円 2次5円

2次5円とも呼ばれている菅原道真の5円紙幣です。表面のデザインは1次5円と同様です。発行開始日は1942年(昭和17年)1月6日となっており、カタログ価格は下記の通りです。

並品 美品 未使用
200円 500円 2500円

こちらも上記の流通紙幣外に見本紙幣が3種類存在し流通紙幣に比べ価値が高いです。市場での取引価格は高くても2000円程度なので業者による買取価格は1000円未満の場合が殆どだと思います。

1943年 ろ号券の価値

菅原道真の日本銀行兌換券 菅原道真の日本銀行兌換券

3次5円とも呼ばれる菅原道真の5円札です。表面は兌換紙幣の「い号券」とデザインは異なりませんが日本銀行券と書かれ兌換文言が無くなりました。当初は記番号が黒色で印刷されていましたが(3次5円)、のちに記号の色が赤色に変更され通し番号が省略されました(4次5円)。

3次5円の市場での価値低く、完全未使用レベルの状態の良い紙幣だとしても市場では3000円の値段しかつきませんので業者による買取価格は高くても1500円程度でしょう!カタログ価格は下記のようになっております。

タイプ 並品 美品 未使用
流通紙幣 75円 400円 2000円
見本紙幣 不明 不明 40000円

1944年 ろ号券の価値

旧札 旧札

4次5円札です。カタログ価格は下記のように3次5円に比べ高額となっており、市場での取引価格も高いため状態の良いものについては3000円〜6000円程度での買取となるケースもあります。

並品 美品 未使用
1000円 3500円 12500円

1946年 A号券の価値

日本銀行券 日本銀行券

1946年(昭和21年)3月5日より発行された5円紙幣です。透かしがなく、民間企業によって印刷・デザインされた紙幣です。カタログ価格は下記のようになっており、希少性は乏しいです。

並品 美品 未使用
50円 150円 500円

市場での取引価格も完全未使用で1000円程度なので買取価格は高くても500円でしょう!ただし、例外も存在しA号券の見本紙幣は希少性が高くカタログ上も未使用で5万円の値がつけられています。

日本の五圓紙幣まとめ

五圓見本紙幣 五圓見本紙幣

1930年の丁号券以降の紙幣では上記のような見本紙幣の場合、希少性が高いのですが流通紙幣の場合はそこまで希少価値は高くありません。

ただ、価値が低い紙幣だとしても通り番号が連番になっているものなどは比較的高額での買取となりますので価値が気になる紙幣がありましたら査定してもらうと良いでしょう!今回の記事が古紙幣の買取査定や古紙幣コレクションの参考になりましたら幸いです。