こんにちは「古紙幣・旧札の買取査定ナビ」です。今回は古紙幣・古札の鑑定機関について記載していきたいと思います。世界的に鑑定機関として認められているものは米国のPCGSとPMGです。一般的に海外(特に米国)で取引される紙幣では鑑定されているか否かによって取引価格が大きく異なります。

紙幣の鑑定機関PCGS

PCGS

まず、一つ目の大きな鑑定機関としてはコインの鑑定機関としても有名なPCGS(professional coin grading service)があります。元々は名前から判るようにコインのグレードを専門としていましたが、後に紙幣の鑑定も行うようになりました。最近では日本でもPCGS鑑定済みの旧札が売買される機会が増えています。

紙幣の鑑定機関PMG

PMG

もう一つの大きな鑑定機関としてはPMG(Paper Money Guaranty)があります。PMGは2005年に設立されたアンティークコイン(古銭)のグレーディング機関であるNGC(Numismatic Guaranty Corporation)と同一資本系列の会社となっています。

PCGSやPMGの鑑定済み紙幣になると海外では同一状態でも1.2〜1.5倍程度の値段で取引されることがりますが、日本では現時点で取引価格に大きな影響を与えないため、業者による買取価格への影響も軽微です。

私が昔売った鑑定済みフランス紙幣

フランスの紙幣

上記は私が以前、売ったPCGS鑑定済みフランス100フラン紙幣です。SCWPM#78でカタログ価格はUNCで325USDです。VF(美品)でも120USDとなっておりカタログ価格は紙幣にしては高額です!

フランスの紙幣は植民地の紙幣も含めデザインが非常に美しく好きな紙幣の一つです!カタログによるとa,b,cの3種類があり上記の紙幣はサインからもカタログ価格が最も高いcだと言うことがわかります!業者による買取価格は1万円以下でしたが査定も丁寧で満足いく買取でした。今回の記事が古紙幣の売却や換金の参考になりましたら幸いです。