こんにちは古紙幣旧札の買取査定ナビです。今回は買取価格が高いゾロ目やエラーの100円札について記載していきたいと思います。日本では明治・大正時代に「大黒100円札」や「めがね100円札」「裏紫100円札」が発行されており、価値が高くなっています。
昭和に入ると「聖徳太子1次〜3次100円札」「聖徳太子4次100円札」「板垣退助100円札」が発行されました。通常紙幣は価値が高くありませんが、エラーやゾロ目など希少な紙幣は価値が高く、高価買取が期待できます。
珍しい記番号の聖徳太子100円札
画像は昭和21年2月25日に発行された聖徳太子4次100円札です。ゾロ目の古紙幣となっておりこのような珍しい記番号の紙幣は現存数がほとんど無いため価値が高いです。
紙幣番号と買取相場
詳細 | 取引価格 | 買取相場 |
---|---|---|
4次100円 444444 | 27万円 | 〜23万円 |
4次100円 連番100枚 | 13万円 | 〜10万円 |
珍しい番号の紙幣聖徳太子100円札では現行紙幣に比べると現存数が少ないため珍番号の紙幣はほとんどありません。上記の連番については100枚の値段なので1枚あたりは1300円と安くなっています。
聖徳太子のエラー札の買取相場
聖徳太子100円のエラー札としては「福耳」「印刷エラー」「裁断エラー」などが知られています。画像は印刷エラーの3次100円札で表面の聖徳太子や額面が描かれていません。
このようなエラーは大変珍しく2017年に約12万円で取引されました。エラー札は価値が高いため実勢価格(実際に市場で取引された値段)の6〜8割程度での買取が期待できます(実勢価格12万円のエラー札の場合、業者の買取価格は7.2〜9.6万円程度が相場です)。
福耳エラーの買取相場
福耳エラーは4次100円札でよく見られます。「福耳の大きさ」「紙幣の状態」などによって価値が決まり、市場では1.5〜6.8万円程度の金額で取引されています。
印刷ずれエラーの買取相場
画像は印刷ずれエラーの聖徳太子100円札です。状態は劣品〜並品と悪いですがこれだけ印刷がずれたものは珍しく、2015年に約11万円で取引されています。状態が未使用や完全未使用の場合、数十万円の高価買取になる可能性があります。
聖徳太子の紙幣まとめ
このように、通常、価値が低い紙幣でもゾロ目やエラーになると価値が大幅に上昇します。エラーや珍番号は一見しただけでは気がつかない事もありますので、何度か確認した方が良いでしょう!今回の記事が古紙幣の売却や換金の参考になりましたら幸いです。