こんにちは「古紙幣旧札の買取査定ナビ」です。今回は昭和5年〜昭和19年にかけて発行された和気清麻呂(和気清麿)の1次10円、2次10円、3次10円、4次10円の価値と相場について記載していきたいと思います。エラーや福耳、ゾロ目などを除くと1枚10万円を超えるような買取価格になるものはありませんが、4次10円(昭和20円発行)では1万円を超える買取になることもあります。

昭和5年 日本銀行兌換券拾圓の価値

1次10円札

1次10円札

昭和5年5月21日に発行された和気清麻呂1次10円札です(画像は美品〜極美品)。表面には和気清麻呂、裏面には護王神社が描かれています。

この昭和5年の1次10円までは兌換紙幣のため「此券引換に金貨拾圓相渡可申候」と描かれており、当時は紙幣と金貨の引換が可能でした。寸法81mm×142mm、カタログ価格は下記の通りとなっております。

カタログ種類 並品 美品 未使用
米国カタログ 150円 400円 2000円
日本カタログ 400円 800円 3500円
日本カタログ(証紙付) 700円 1400円 4500円

証紙付

証紙付の紙幣とは上記のようなもので紙幣の右上に拾圓の証紙がついています。なお、日本のカタログだと掲載されていませんが複数の「見本紙幣」や「裏面に文章が書かれた紙幣」も存在し、それらは通常紙幣に比べると価値が高いです(最も価値の高い見本紙幣で未使用=4万円前後の価値があります)。

昭和18年 日本銀行券拾圓の価値

昭和18年 日本銀行券拾圓

昭和18年 日本銀行券拾圓

昭和18年12月15日に発行された2次10円紙幣です。この紙幣からは不換紙幣となっており兌換の文言が削除されています。寸法81mm×142mmでカタログ価格は下記のようになっております。

カタログ種類 並品 美品 未使用
米国カタログ 200円 400円 1500円
日本カタログ 350円 700円 3000円
日本カタログ(証紙付) 600円 1200円 4000円

見本10円札

なお、2次10円でも複数の見本紙幣が存在し、希少な見本紙幣では4万円程度の市場価値があります(状態が未使用以上の場合)。

昭和19年 改正不換紙幣10円の価値

昭和19年 改正不換紙幣10円

昭和19年 改正不換紙幣10円

昭和19年11月20日に発行された3次10円紙幣です。寸法81mm×142mmとなっておりデザインは先ほどの2次10円と同一です。大きく異なる点としては組番号で「2次10円」が組番号1〜480までなのに対し、「3次10円」では組番号481〜533となっております。

市場での価値は2次10円より若干高くカタログ価格は下記の通り、実勢価格(市場で実際に取引される価格)は証紙付(未使用)で5000円前後、証紙無し(未使用)で4000円前後となっております。

カタログ種類 並品 美品 未使用
米国カタログ 200円 600円 2000円
日本カタログ 500円 1500円 7000円
日本カタログ(証紙付) 800円 2000円 9000円

昭和20年 再改正不換紙幣10円の価値

昭和20年 再改正不換紙幣10円 昭和20年 再改正不換紙幣10円

4次10円札(後期) 4次10円札(後期)

昭和20年8月17日に発行された4次10円札です(上が前期、下が後期)。これまでの1次〜3次と異なり表面中央に和気清麻呂が描かれています。また、前期(番号1〜69)と後期(番号70〜94)で地紋色が異なり、後期の方が価値が高くなっています。

カタログ種類 並品 美品 未使用
米国カタログ 1000円 4000円 15000円
日本カタログ 5000円 8500円 30000円
日本カタログ(証紙付) 7000円 10000円 35000円
カタログ種類 並品 美品 未使用
米国カタログ 2000円 7000円 25000円
日本カタログ 8000円 18000円 60000円
日本カタログ(証紙付) 10000円 22000円 65000円

米国のカタログと日本のカタログで価格が大きく異なりますが実勢価格(市場で実際に取引される価格)は後期未使用で3〜3.5万円、前期未使用で1.5〜2万円程度となっており、米国のカタログ価格の方が実勢価格に近いです。

和気清麻呂10円札まとめ

いかがだったでしょうか?1次〜4次全てで、流通紙幣以外に見本紙幣が存在します。一般的に見本紙幣の方が価値が高いのですが、4次10円札の場合、例外的に同一グレード(状態)ならば見本紙幣より流通紙幣の方が価値が高いです。今回の記事が古紙幣旧札の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。