こんにちは古紙幣旧札の買取査定ナビです。今回は買取価格が高い500円札について記載していきたいと思います。日本で発行された500円札は日本銀行券B号日本銀行券C号がありますがどちらも価値が低く、完全未使用だとしても買取価格は3000円以下のケースが殆どです。しかし、ゾロ目・キリ番やエラー札になると買取価格が1万円以上になる事が知られています。

ゾロ目・キリ番・階段500円札の買取相場

キリ番500円札

画像は日本銀行券C号 岩倉新500円札のキリ番(KH700000U)です。早番、ゾロ目、キリ番、階段、珍番号(最初の記番号)などは希少なため下記のように業者による買取価格も高くなっています(2011年〜2018年の取引データから引用)。

詳細 取引価格 買取相場
B号 PD555555E ゾロ目 30万円 〜25万円
B号 BE444444A ゾロ目 9.5万円 〜7.5万円
B号 AA461234A 珍番 11万円 〜9万円
C号 CM777777C ゾロ目 5.2万円 〜4.1万円
C号 V111111X ゾロ目 4万円 〜3万円
C号 XJ000001Y 珍番 3.7万円 〜2.9万円
C号 QL300000X キリ番 1.3万円 〜1万円

B号券の珍番号として「AA●●●●●●A」は有名で未使用〜完全未使用の状態ならば10万円前後の市場価値があります。珍しい記番号の紙幣はエラー紙幣同様に買取価格が高くなっています。

買取価格が高いエラー500円札

500円札では様々なエラー札が発見されていますが個人的に最も珍しいと感じたのは記号違いエラーです。

記号違いエラーとは記号違いエラーとは紙幣の左上部と右下部に記載されているアルファベットと数字が上下で異なっているものです。非常に珍しく、2017年に記号違いエラーが販売され約18万円で取引された事があります。

その他のエラーとしては「福耳」「裁断エラー」「印刷エラー」などがあり、それぞれ下記のような金額で取引されました。

500円札の福耳

福耳エラーの買取相場

岩倉旧500円札(B号券)の福耳は市場にて何度か取引された事があります。取引価格は8.5万円〜9万円程度となっており〜7.5万円前後での買取が期待できます。

 

裁断エラー

裁断エラーの買取相場

裁断エラーとは通常の紙幣と上下のスペースが異なる紙幣のことです。身幅違いなどとも呼ばれ、市場では3〜5万円前後の金額で取引されることが多いです。

 

印刷エラー

印刷エラーの買取相場

印刷エラーとは画像のように一部しか印刷されていないのに流通してしまった紙幣のことです。状態によって買取価格は異なりますが本物ならば少なくとも1万円以上での買取は期待できます。今回の記事が古紙幣の売却や換金の参考になりましたら幸いです。