明治通宝10銭と20銭の価値と買取相場

こんにちは「古紙幣・旧札の買取査定ナビ」です。今回は明治通宝10銭紙幣と20銭紙幣の価値と相場について記載していきたいと思います。明治通宝半円〜100円につきましては「明治通宝(半円〜百円)の価値と相場」で掲載しています。

明治通宝10銭の価値と買取相場

明治通宝十銭紙幣です(画像は極美品)。明治通宝は貨幣制度の改革と廃藩置県の実質的な効果を狙って発行が計画され、印刷はドイツの商社に注文し日本に輸入したのち、割印押印などを行い作成されました。

表面には鳳凰と龍が描かれており他の明治通宝と同一デザインとなっております。十銭は明治5年2月15日に発行され、他の明治通宝より早い明治20年6月30日に廃止されました。サイズは87mm×53mmとなっておりカタログ価格や製造枚数は下記の通りです。

国内での実勢価格(実際に市場で取引される値段)は下記のようになっており、状態が良い場合2万円を超える金額で取引されることがあります。

明治通宝20銭の価値と買取相場

明治通宝二十銭紙幣です(画像は未使用〜完全未使用)。明治5年2月15日に発行され明治32年12月31日に廃止されました。サイズは87mm×53mmでカタログ価格や製造枚数は下記の通りです。

実勢価格としては準未使用以上の状態になると3万円を超える金額で取引されることが多いです。状態の悪い並品や劣品は現存数が多いため数百円〜数千円程度の価値しかありません。

明治通宝まとめ

明治通報10銭紙幣や20銭紙幣は状態が悪いものの価値は乏しいですが、準未使用以上の状態になると現存数が少なく高価買取が期待できます。今回の記事が古紙幣や旧札の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。