こんにちは「古紙幣・旧札の買取査定ナビ」です。今回は中国(中華民国)の交通銀行や大江銀行の古紙幣の買取価格情報や市場価格、価値について記載していきたいと思います。

中国交通の古紙幣

上海交通銀行 上海交通銀行

画像は額面は10元で1914年に上海交通銀行により発行された紙幣です。S/M#C126-115で色彩が非常に美しい紙幣です。赤色が主体の紙幣で非常に中国らしい色合いですね!

中国の紙幣の歴史はコイン(古銭)と比べると短く、本格的に紙幣発行がされたのは1800年代に入ってからです。一般的に高額額面ほど希少性が高く金本位制以前の紙幣や2次大戦以前、世界恐慌以前など大きな時代の節目を経験して来た紙幣ほど、価値が有り価値が高まる傾向にあります。

紙幣にはコインでは表現できない非常に繊細かつ細やかな風景、人物画が描かれており、コインとはまた違った魅力があります。

市場で取引される交通銀行の紙幣

上海交通銀行

市場ではよほど状態が良いものでない限り上記のようにセットで取引される事が多いです。上記は中華民国の交通銀行の紙幣11枚セットです。民国3年のものが6枚、民国24年のものが5枚で市場にて8500円で取引されました!業者による買取の場合、市場価格の5割〜8割程度で買い取ってもらう事ができます!

大江銀行の古紙幣

紙幣

画像は民国三十三年 大江銀行の1角紙幣です。大江銀行とは中国、中共軍支配地域での発券銀行で1942年から紙幣発行を開始し、第二次世界大戦終局の45年までかなりの種類の紙幣を発行しました。ただ、1角の状態の良いものは現存数はかなり少なく、市場でもあまり取引が行われておりません。

市場で取引されている大江銀行の紙幣

市場では下記のような中華民国 大江銀行の紙幣が取引されています。予想買取価格は市場価格の5割〜8割程度だと思います。

弐拾円 弐拾円

中華民国34年の弐拾円紙幣です。上記以外に緑色、青色などのバリエーションがあります。大変古い紙幣ですが市場で取引される値段は500円〜1000円程度です。今回の記事が古紙幣や旧札の売却や買取の参考になりましたら幸いです。