こんにちは「古紙幣・旧札の買取査定ナビ」です。今回は昭和38年11月1日に発行された日本銀行券千円の価値と買取相場について記載していきたいと思います。

伊藤博文1000円は通常の流通紙幣の価値は高くありませんが見本紙幣やエラー紙幣、ゾロ目などは高額で取引されています。

昭和38年 伊藤博文1000円紙幣の詳細

昭和38年 伊藤博文1000円紙幣

昭和38年 伊藤博文1000円紙幣

画像は伊藤博文1000円札です(上記の状態は完全未使用)。表面には伊藤博文、裏面には日本銀行が描かれています。

寸法76mm×164mmとなっており前期(記号 黒色)と後期(記号 紺色)が存在しカタログ価格は下記の通りです。

種類 未使用
前期 アルファベット1桁 14000円
前期 アルファベット2桁 2500円
後期 アルファベット1桁 6000円
後期 アルファベット2桁 2000円

一般的な流通紙幣の場合、価値は高くありません。しかし、最終番号やゾロ目、エラー札の場合、価値が高く高額で取引されています。

ゾロ目やエラー札の価値と買取相場

最終番

上記は一見すると希少性が高いか判りにくいですが、前期(黒色インク)の最終番号です。非常に希少性が高く市場では2014年に100万円で取引されました。そのため、同一のものならば80〜90万円程度での買取が期待できます。

ゾロ目

こちらは3のゾロ目となっております。3のゾロ目は希少で2017年に約68万円で取引されております。保管状態や売却時期によりますが50万円を超えるような高価買取も期待できます。

エラー札

画像は伊藤博文1000円のエラー札です。あまり流通しないタイプのエラーとなっており市場にて約19万円で取引されました。

見本紙幣

最後は見本紙幣です。見本紙幣は私が知る限り2つのパターンがあり穴が開けられたものと開けられていないものが存在します。上記は海外で取引された見本紙幣ですが2018年に約20万円で取引されました。

伊藤博文1000円紙幣まとめ

いかがだったでしょうか?一般的な流通紙幣の場合、状態が良くても1200円〜2500円程度の価値しかありませんがゾロ目や見本紙幣、エラー札は希少性が高く高額で取引されております。今回の記事が古紙幣・旧札の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。